2015年 01月 16日

今日はじめてブログをご覧になった人のために。

"家造りstory"とは?

私の自宅(作品集 唐松)をつくった時に考えた事や行った事を物語形式でご紹介しています。 自宅建築の時、私が設計〜工事竣工までを日記に記録(キロク)していました。 その記録(キロク)をベースに少し手を加え公開しています。 過去の記憶(キオク)を思い出しながら更新しているのとは異なります。つまり、リアルタイムで当時考えていた事が公開されています。カテゴリ…旅行記…に て過去の"家造りstory"ブログをご覧頂く事が可能となっています。楽しんで頂けると嬉しいです。もし感想などありましたら、コメント欄はありません のでメール頂けると嬉しいです。[email protected]

それでは、"家造りstory"お楽しみください。




[土地探し]



土地探しを始めよう。



結婚2年目春2009年に私達家族の家造りが始まりました。
まだ子供が生まれる前でした。
私は建築士ですから自分自身の家を建てるとスキルを高める事ができますし
クライアント様が悩んでいる事を自分自身も共有できるようになれると考えていました。
そんな事から一日でも早く家が欲しかった。



私の目標は人生で3回家を建てる事。



住んで何年かしたら次の住処を造り、今住んでいる場所を賃貸にするか売却しようと考えています。
家を建てる度に自分自身のスキルアップを図れます。実験・検証を自分の生活の中で行っていく。
そして、そのスキルをクライント様に還元する。これは専門家として重要な事だと考えています。




私達家族は土地探しに2年の歳月を費やしました。
多くの人は現実が見えるのにかなりの時間がかかると思います。
私達もそうでした。専門家としてクライアント様に話をする時は客観的になれるのに、
いざ自分の事となると冷静な判断が難しいものです。解ってはいるけども止められない。これが現実でした。
素人の方はもっと悩むのだろうな。と自分の家造りを通して感じる部分が沢山ありました。



最初は漠然とインターネットのat home webなどで物件を探して現地を見に行く。
と言う事を繰り返していました。緑が沢山あって、交通の便が良くて・・
と言う漠然としたイメージのみで探していました。



数ヶ月行動を繰り返す内にイメージ通りの土地が無い事に気づき始めます。
イメージと違い "がっかり" する。その繰り返しでした。





妻も私も少し疲れてきました。





もっと具体的に条件を上げた方が良いのでは?と自分たちの理想をピックアップしました。





つづく




※今日の写真は今行っている家造りです。〜 kamakura 〜



2週間かけて、ここまで大きくしました。まだまだ成長します。
最終的に家族皆で大きなカマクラの中で食事をするのを目標に造っています。
娘のテンションは上がりっぱなしです。