2023年 11月 30日

大工工事も終盤です。

南幌の家は1階と2階が一体空間になる建築です。

1階の天井高さを2200mmにおさえ
2階と1階の床レベル差(階高)を最小限におさえ
2階から見下ろす1階の距離感
1階から見上げる2階の距離感
が近くなるように設計しています。
物理的な距離感の縮小が
家族を身近に感じられる家になる事を
目指し設計しています。

2階の天井は唐松板貼りです。
個室とホールを隔てる壁は
天井まで到達させず
天井を唐松で連続させます。

空間の行き止まりをなくし視線の抜けを出します。
各部屋の個室感をなくす事で空間の広がりと
意識の広がりを生み出します。
これもご家族の距離感を建築的に近づける方法です。

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唐松板が整然と並びます。
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1階から見上げた天井。連続する唐松の板ラインが美しいです。

数ヶ月の工事の進捗写真です↓
断熱、下地、仕上げと工事は進んでいます。
大工工事も大詰めです。