2015年 03月 02日

薪ストーブライフを楽しむ日々。
一つ実験をしてみました。

オガライト(以下Wikipediaより)

オガライトの形状は、長さ30~50cm、太さ5.2cm程度の棒状で、断面は円形もしくは六角形。圧縮成型しつつ、外面を150度に加熱するため、外見は濃茶色となっている。加熱する事により、おがくずに含まれるリグニンが粘結剤の役割をするため、添加物は使われていない。熱圧縮時に木質から高温高圧なガスが発生するため、ガス抜きとして中心部が1cm程度のちくわのような中空となっている


オガライトをなぜ試そうと思ったのか?
初期温度を手間なく確保できる方法がないかを模索したかったからです。初期温度が安定しない状態でナラ材(水分状態にもよりますが)を投入すると燻した臭いが発生してしまいます。初期温度の安定までの時間が短い程、手間をかけずに薪ストーブライフをおくる事ができます。薪ストーブを趣味だけでなく、生活暖房として利用している人は、「手間がかからない」このキーワードが重要です。そこで考えたのがオガライトを利用した着火方法です。少量の焚付で火種を造り、火種ができたらオガライトを投入します。オガライトは2本入れます。1本だと初期温度確保まで時間がかかりました。オガライトが安定した所でナラを投入、オガライトで燃焼温度が高くなった庫内はあっという間にナラを燃焼させはじめます。

焚付火種造り 5分
オガライト投入後安定 15分
ナラ投入後安定 30分
ナラは持続時間は1本約1時間
その後は、1時間半起きに1本薪投入

オガライトは臭いを出さないので初期温度確保には有効である事と庫内の温度が安定するので、ナラ投入後も燻した臭いが感じられない。エコロジーな人工薪は色々販売されているので、他の人工薪も今後実験してみようと思っています。