2018年 10月 04日

9月1日に引き渡しを行いました。

この瞬間は寂しさと嬉しさが共存する瞬間です。

クライアント様と初めてお会いしたのが昨年の5月17日。土地探しに4ヶ月。多くの土地を一緒に見学させて頂きました。色々な土地を共に見学し、建築士として土地の評価をクライアント様にお伝えしました。クライアント様はその評価をもとに、検討を繰り返しました。最終的に決めた土地が現れた瞬間を今でも覚えております。「永田さん一緒に土地見にいけませんか?」クライアント様の興奮した様子が電話でも伝わってきました。土地を決める時は、「ここだ!」と強い確信があります、数ヶ月繰り返したネット検索や不動産業者の情報収集、これから開放された瞬間の開放感は、家造りの醍醐味です。「やっと家造りができますね!」とクライアント様がお話されたのが、印象的でした。


7月20日第一案を提案させて頂きました。 プラン→ご要望確認→再プラン この繰り返しを行い、クライアント様のご要望を整理していきます。最終的な整理が終わった段階で見積用の設計図書を一式作成し、建設会社に見積を依頼します。そして、提出された見積書を検討し予算をつめていきます。弊社は相見積もりは行いません。一社の建設会社とじっくり相談し、予算をつめていきます。他の設計事務所と弊社が違う所は、私は建設会社で勤務した経験があります。その時のネットワークを利用し予算をつめていきます。お願いする建設会社の不得意な工事があった場合は、弊社ネットワーク業者を紹介します。私は見積書の内訳を見ると不得意な工種はすぐに分かります。その部分をつめていきます。

プランの一部を公開します。少しづつプランが変化していく過程をご覧頂けます。

そして、4月末着工しました。着工後も工場見学、植木の見学、ショールーム見学、そしてコスト削減をするために塗装工事DIY作業を行いました。クライアント様のお父さんも参戦してDIY作業を行いました。様々な時間を共に過ごせた事が最高に幸せな瞬間でした。少しづつ完成していく工事現場、そして、定期的にクライアント様と現場を確認し、ご要望の共有作業を繰り返し行ってきました。忙しい中、お時間をつくって頂き有難うございました。


引き渡し後1ヶ月が経過し、点検をかねて訪問した時に、頂いたお言葉


「とても満足しています。有難うございました。」


建築士にとって最も嬉しい言葉です。有難うございました。これからも末永く宜しくお願い致します。