2018年 12月 27日

建築に対する思い

私の建築人生は、ものづくりが好きな私の事をよく知る父の進めで、建築の大学に進学した18歳からスタートしました。建築に出会い、建築を作り初め、建築を作り続け、自分で設計した建築が完成しそれを目の当たりにし、その作業を毎年毎年繰り返す事で、ますます建築に没頭する人生となりました。建築は奥が深く、自分の少しの意識変化で出来上がるものが大きく変化します。

クライアント様が毎回変わる事。住宅建築はクライアント様の住処のお話なので、当然お話は深くなります。この深い話がそれぞれで、毎回色々な考えをクライント様から多くの事を学ぶ事ができます。だから、毎回新鮮な気持ちで取り組む事ができるのでしょう。

工事が進行中の建築現場は、予想できない事がおこります。予想できない事がおきた時、瞬時に判断しスピード感をもって的確に指示します。このリーダーシップがよどむと現場もよどみます。とにかく工事が始まったら形を決める決定権を持つ建築士が強いリーダーシップで突き進む事を強く意識し行動しています。現場監督や職人を迷わなさいために。その一つ一つの積み上げをストイックにこなす事が、クライアント様とともに積み上げた設計図書を実現する事につながると考えています。

全道で仕事をしていると、お願いする建設会社と職人も毎回違います。地域性もあります。どうすれば、私の考える建築を建設会社と職人に伝える事ができるだろうか・・どうすれば、動いてくれるだろうか・・。悩み作成した図面を元に、色々な方々に気をくばりながら、自己開示をしディスカッション。スリル満点である。

これほど、面白いものが他にあるだろうか。

建築士としての役目

私がサラリーマンをやめ独立した理由。
創業から一貫しているコンセプトです。

心が豊かになる上質な建築を、お客様にご提供する事が私達の使命です。心の充実が社会の充実につながり、社会の充実が心の充実につながります。この連鎖が日本を良くし、世界を良くし、心を充実させると考え行動しています。

上質な建築を作るために意識している事 〜 喜びと反省

日々集中力を高め作品をつくり完成まで導く。完成時の感情は、喜び半分、反省半分。

この部分は、よく仕上がったな。
良い空間になったな。
この部分は、なかった方が良かった。
この部分は、こちらの方が良かった。
以外な場所が光輝く場合も。

25歳から住宅建築を作り始め今年で42歳。
気づけば造った建築は全道に100件近くになります。
その全てで喜びと反省があり、それが、また自分の創作活動を深めていきます。

上質な建築を作るために意識している事 〜 コーディネート

建築標準化された技術。
建築新技術。
伝統建築技術。
素材。
新素材。
積み重ねてきた考え方。
新しい考え方。
コストバランス。

建築は色々な集合でできています。
それをクライアントのご要望にあわせ、バランスよくコーディネートする。
それが建築士としての自分の仕事です。

2018年から2019年に向けて

今年一年は「選択」を意識した一年でした。


選択。


人生には色々な場面で多くの選択があります。
選択を意識し、これを選択するとどの様な結果がかえってくるか?
一つ一つ模索し、選択していきました。


つまり、選択する内容で結果も大きく変わってきます。
数々の選択をくりかえしてきた2018年。


2018年1月にかかげた目標。
今まで以上に建築に没頭するために時間の使い方を見直す事。


3つ実施しました。

  1. 3年続けてきた町内活動、PTA活動の休止。町内ボランティアは、夏祭りの2日間のみと決め、今までボイランティアにさいていた時間を建築(クライアント様)に費やす事にしました。
  2. 接待での飲み会を意識的に少なくし、時間確保と体調維持を考え行動しました。
  3. 2週間ごとのスケジュール管理。毎日のTODOリストを作成し、具体的に行動時間管理を実施。


時間の選択を意識し、建築に集中できる時間が増えた事で、できた事がありました。

  1. 個々のクライアント様プランニング時間の充実。
  2. 建築中のクライアント様へのこまめな現地打合せ対応。
  3. 図面の反復確認作業実施。