2015年 02月 26日

今日はじめてブログをご覧になった人のために。

"家造りstory"とは?

私の自宅(作品集 唐松)をつくった時に考えた事や行った事を物語形式でご紹介しています。 自宅建築の時、私が設計〜工事竣工までを日記に記録(キロク)していました。 その記録(キロク)をベースに少し手を加え公開しています。 過去の記憶(キオク)を思い出しながら更新しているのとは異なります。つまり、リアルタイムで当時考えていた事が公開されています。カテゴリ…旅行記…にて過去の"家造りstory"ブログをご覧頂く事が可能となっています。 楽しんで頂けると嬉しいです。もし感想などありましたら、コメント欄はありませんので メール頂けると嬉しいです。[email protected]

それでは、"家造りstory"お楽しみください。



[型枠解体]

天気にも恵まれ布コンクリート打設が無事終わりました。
今から型枠解体が楽しみです。


下記写真をごらん頂くと型枠の壁が多い事が分かります。
型枠で区切られた壁ごとに部屋があります。
通常ですと構造的に必要な壁(耐力壁)のみ基礎を設けます。
自邸「唐松」は1階の全ての壁下に基礎があります。全てが耐力壁です。
デザイン的な理由から各部屋を仕切る壁の腰壁をコンクリート打放しに
したい理由が主ではありますが、同時に1階の耐力壁が沢山ある方が
構造的に安定する。と言う理由もありました。1階に立つ柱は昔の家の様に
大黒柱が存在するわけではなく、2階の荷重を沢山ある1階の柱に小さく
振り分けて伝えていきます。

2階よりも1階に沢山柱がある方が安心・安全な事をご理解頂けると思います。





1週間後型枠を解体しました。

綺麗に木目が現れていいました。
ジャンカ(コンクリート打設硬化不良)も無く綺麗に打設されていました。

ジャンカとは?(Wikipediaより)

コンクリート打設時に締固め不足やセメントと砂利の分離、または型枠下からのセメントペーストの漏れによりコンクリートに空隙ができ強度が下がり、脆くなっている状態を言います。