2015年 07月 01日

kinari-house 

大自然の森に囲まれた住宅

この夢を叶える土地探しから家造りがスタートしました。北海道は大自然が沢山あるのですが、大自然に住宅を立てれる場所は限られています。大きな条件が3つあります。①ライフラインの確保、②農業振興地域に入っていない事、③樹木の伐採許可が受けれる事、これらの3つの条件をクリアするのは簡単ではありませんでした。妥協しようと思っても妥協した結果が大きな出費を産んだりと。でも諦めずに探し続けると、道は開けます。私が諦めない事も大切ですがクライント様の諦めない思いが強い程、道は必ず開けると、改めて体験させて頂きました。有難うございました。

プロジェクト名の意味

生成り=kinari=木成り

1.生成りとは?
糸や布地の漂白していないもの。
生地のままで、飾り気のないこと。

kinari-houseは当麻町の町産材を50%以上使用します。また、室内・外装の仕上げ材は全て北海道産の材料を使用します。また、地中熱ヒートポンプと言う敷地内の地面の熱を利用した暖房を採用しています。

地産地消。
素材の質感を活かす。
自然エネルギー(地熱)を生活に活かす。

素材の良さを活かす、だから生成りなんです。


2.木成りとは?
果実を出荷ギリギリまで木の上で熟させる事。
木からの栄養と太陽からの恵みをうけて、果実がいっそう美味しくなる事。

未来にむけてご家族や建築が熟し続ける事を期待して、木成り=kinariと名付けました。

〜7月1日〜
樹木の伐採は最小限になるように場所を決めました。
小木や笹等の植物を伐採整地していきます。
360度植物に囲われたスペース。
癒されます。


シンボルツリー=モリゾー(クライント様が名づけました笑)

モリゾー付近のアプローチにそって、樹木を残します。